IT用語としてよく聞く「マスタデータ」(もしくはマスターデータ)についてわかりやすく解説していきます。
マスタデータとは
マスタデータ(英:master data)とは、基礎となるデータのこと。
よく「商品マスタ」や「顧客マスタ」などと表現されたりします。
具体例
わかりやすいように具体例を図にしてみました。
りんごやみかんのような商品のデータは名前と値段を持っており、商品マスタです。
購入されたのち購入データにマスタデータのIDが参照されます。(トランザクションデータといいます。)
このようにマスタデータは基礎の情報をもち、他のデータから参照されるデータです。
モグモグさん
マスタデータを最初に準備しないと他のデータを作ることは基本できないので大元となるデータだよ
マスタデータがないとどうなる?
モグモグ商店で、購入データにマスタデータを参照しないとどうなるでしょうか?
例えば、みかんの値段が変わったりした時にデータの整合性が取れなくなってしまいますね。
つまりマスタデータは一元的にデータを管理しておきデータが破綻しないようにするための仕組みでもあります。
まとめ
マスタデータのまとめです。
- マスタデータは基礎となるデータで、他のデータから参照される
- マスタデータを使うことで一元的にデータを管理できる