Androidアプリ開発の第一歩、プロジェクトの作成とビルド(起動)までを解説します!
これからAndroidアプリを開発したい初心者や入門者の方を対象としています。
今回Android Studioと仮想デバイスのエミュレーターも使用するので、まだ準備できていない方はこちらのレッスンを参考にご用意ください。

目次
プロジェクト作成
それでは、早速プロジェクトを作成していきましょう。
まずはAndroid Studioを起動してください。
モグモグさん
Android Studioのインストールがまだの方は公式ページから行いましょう!
するとこのようなポップアップが表示されますので、
一番上のStart a new Android Studio project
を選択しましょう。
次に、プロジェクトのテンプレートを選ぶ画面に切り替わります。
アプリの性質に応じてテンプレートを変更した方がいいケースもありますが、ここでは基本の Empty Activity
を選択してください。

次にプロジェクトの基本情報を入力していきます。

1つ1つ説明していきます。
Name
アプリ名です。
Androidアプリにインストールした際にアイコンの下に表示されます。
Package name
アプリを一意に識別するためのものです。
例えアプリ名が違くても、パッケージ名が同じあれば上書きされてしまいます。
com.example.myapp
のようにすることが多いです。
Save location
プロジェクトを保存する場所です。
好きな場所を選んでください。
Language
開発する言語です。
今回はKotlinを選択しました。
Javaも選択可能です。
Minimum API level
アプリがインストールできる最低レベルのAndroid OSのバージョンです。
どこまでを対象とすべきかはサービスの内容や想定ユーザーなどによって決めることが多いです。
今回はAndroid5.0
を下限としました。
This project will support instant apps
このチェックは Instant Apps
を作成する時に使用します。
Instant Apps
に関して詳細な説明は省きますが、インストールせずに実行できるアプリケーションを作成することが可能になります。
今回は通常のアプリを作成するのでチェックはしません。
Use androidx.* artifacts
AndroidXを使用するかどうかのチェックです。
AndroidXに関しての詳細な説明は省きますが、Androidアプリ開発において便利なライブラリが使用できるようになります。
今回は使用しないのでチェックは外しておきます。
ここまで入力できたらFinishを押しましょう。
しばらく待つとこのような画面が開かれます。

ここまででプロジェクトの準備は完了です。
ビルド(起動)
最後にビルドしていきます!
ビルドとは、自身のPC環境でアプリケーションを起動させることです。
自身のPC環境をローカルといいます。
左上にある再生ボタンを押してください。

エミュレーターが立ち上がればビルド成功です!

まとめ
Androidプロジェクトの作成手順を解説しました。
これからいくつもアプリを作成していくと思いますのでぜひ手を動かして学習してみてください。