Androidアプリ開発で日常的に利用するエミュレーター(Emulator)のダウンロードから最初の起動までを解説していきます。
Androidアプリ開発の初心者の方が主な対象です。
ちなみにAndroidではエミュレーターといい、iOSアプリ開発ではシュミレーターといいます。
ちょっとややこしいですよね…
どちらも仮想の端末を指しています!
事前準備
AndroidStudioのインストールが必要なので、ダウンロードページからインストールしましょう。
参考 AndroidStudioダウンロードandroid developers
その後MacもしくはWindowsの説明ページを参考に簡単なセットアップを行いましょう。
参考 AndroidStudioセットアップandroid developers
これで準備完了です!
エミュレーターのダウンロード
それでは、エミュレーターをダウンロードしていきましょう。
AVDManager
まずはAVDManager
を使用してエミュレーターをダウンロードしていきます。
Android Studio上部にあるツールバーからAVDManagerのアイコンをクリックしてください。

するとこんな画面が表示されるので +Create Virtual Device...
をクリックしてください。

次にどのデバイスにするかを選択します。
今回はPixel3にしました。(自由に選択してください)

次はOSを選択する画面です。
今回は最新のAndroid9にします。
ダウンロードする必要があるので Donwload
ボタンを押しましょう。

するとダウンロードが始まります。
少し時間がかかりますが、完了したら Finish
ボタンを押しましょう。

するとシステムイメージがダウンロードされたかと思います。
そのまま Next
ボタンを押して次に進みましょう。

次はデバイス情報を入力できる画面に移動します。
ここでは入力する情報はないので Finish
ボタンを押しましょう。

ここまで完了したらインストールがうまくいっているか確認するために、最初の画面まで戻りましょう。
Pixel3がインストールされているのがわかるかと思います。

エミュレーターの起動
起動
それでは、エミュレーターを起動させてみましょう。
AVDManagerの画面を開くと Actions
の項目に再生ボタンがあるので、それをクリックしましょう。

このようにエミュレーターが起動すれば成功です!

ビルド先の端末一覧に先ほどのエミュレーターが表示されるようになります。
以降はビルド時に端末を選択できます。

まとめ
- AndroidStudioをダウンロード
- 使いたい端末をダウンロード
- ダウンロードした端末でビルドを実行
実際の端末(実機)で確認することも多いですが、エミュレーターも日々の開発で良く利用します。
いろいろな端末をダウンロードすると思うので、大体の流れを覚えておきましょう!