Github Actionsとは?について簡単なチュートリアルを用いて解説します。
- Github Actionsとは?が理解できる
- 超基本的な使い方を理解できる
モグモグさん
うまいこと使えれば生産性がグッと上がりマス!
Github Actionsとは?
Github上で動作する実行環境で、CI/CDの実行環境のこと。
Githubが実行環境を用意(サーバレス)してくれているので、任意のコードを実行できます。
Github上のアクションをトリガーにして様々な処理(ワークフロー)を自動で実行することができます。
CI: 継続的インテグレーション(Continuous Integration)を指し、ビルドやテストなどを自動化すること。
CD: 継続的デリバリー(Continuous Delivery)を指し、変更を検知しデプロイなどを自動化すること。
すでにCI/CDサービスはたくさん存在しており、多くの開発者がGithubで連携して使っていました。
それをGithubが自社で作成したサービスということになります。
もちろんGithubに最適化されたサービスなので、使いやすいですしサービスの一元化ができるところも嬉しいところの一つです。
モグモグさん
料金や学習コストなどを考慮する必要はありますが、
Githubを利用していて、CI/CDサービスのナレッジが特になく、新たに何を使おうか考えているチームや個人は
使う選択をして良いと考えています。
実行例を用いてできることを確認
実行例を用いて、どんなことができるかを具体的に解説していきます。
上で説明しましたが、Github上のアクションをトリガーにして様々な処理(ワークフロー)を自動で実行するというのがメインです。
ワークフローは、Marketplaceから見つけて使うことができるのでその点も嬉しい点です。自作して共有することも可能です。
実行例
- PullRequestがマージされたタイミングで、デプロイしてリリースノートを作成する
- Pushされたタイミングで、テストを走らせる
- Pushされたタイミングで、コード解析を走らせる
他にも定期実行などもできたりします。
実行環境は、Linux/Windows/macOSに対応しています。(2021年5月現在)
料金
料金は変更されるかもしれないので、公式ページを参考ください。
現在は、バブリックレポジトリは無料ですし、プライベートレポジトリでも最低2000分/1ヶ月は無料で利用できます。
※ アカウントやチームのプランで変わります。
Github Actions入門チュートリアル
ここからは、簡単なチュートリアルを行って理解を深めていきましょう。
レポジトリを作成
適当なレポジトリを作成しましょう。
Public/Privateは任意です。
ymlファイルを追加
.github/workflows/ファイル名.yml
というファイルを作ることでGithub Actionsが認識して実行できるようになりますので、作成していきます。
# workflowの名前
name: Sample actions
# トリガーの設定
on:
push:
branches: master # mainブランチの場合はmainに変更
jobs:
build:
runs-on: ubuntu-latest # 実行環境の設定
steps:
- uses: actions/checkout@v2
- name: Run a one-line script
run: echo Hello, world! # Hello, world!と出力する
作成したら、コミットし、Pushしましょう!
Github上で確認
レポジトリの「Actions」タブで実行を確認できます。
緑のチェックマークが出ていれば成功です!
モグモグさん
構文に関しては、公式サイトで説明されています。
モグモグでも別記事で解説します。
まとめ
Github Actionsとは?について、チュートリアルを用いて解説しました。
最後に要点をまとめておきます。
- Github上で動作する実行環境で、CI/CDの実行環境のこと。
- Github上のアクションをトリガーにして様々な処理(ワークフロー)を自動で実行できる
- .github/workflows/ファイル名.yml を作成することで実行できる