日々、様々なテクノロジーが生まれ生活を変えています。
つまりテクノロジーを知ることで、未来を予測することにもつながると思っています。
今回はテクノロジーのサイクルを理解するためのハイプサイクルを解説・紹介します。
モグモグさん
こんな方にわかりやすく解説するよ!
- テクノロジー好きな人
- 新しい技術が好きな人
- 新しい技術を使ってビジネスをする人
ハイプサイクルとは
ガートナー社が提供する、特定のテクノロジー(技術)の成熟度や社会への適用度を表す図のこと
新しいテクノロジーが登場すると、過度な期待が高まりますが、一方で下記のポイントを冷静に判断する必要があります。
- 実用化されるのはいつなのか
- 投資をし回収できるのはいつなのか
それを判断するために、成熟度と採用状況、実際のビジネス課題の解決や、新たな機会の開拓にどの程度関連する可能性があるかを図にしています。
ハイプ(hype)とは、大袈裟な宣伝や誇大広告という意味を持ちます。
仕組み
ハイプサイクルは、5つのフェーズを用いてテクノロジーのサイクルを表現しています。
黎明期(れいめいき)
メディアの報道等によって、注目が集まります。
ただし、基本的にはそのテクノロジーを用いた製品は存在せず実用化はされていません。
「過度な期待」のピーク期
一部の企業などが投資し検証を進めていきます。
幻滅期
だんだん関心が薄れていきます。
完全に失敗し消滅するか、改善がうまくいき、引き続き投資が継続されます。
啓発期
徐々に成功事例が出てきて理解が広まっていきます。
投資が盛んになり、第2世代・第3世代が登場したりします。
生産性の安定期
採用が進み広く利用されるようになります。
投資を回収できるようになっていきます。
- ハイプサイクルとは、特定のテクノロジー(技術)の成熟度や社会への適用度を表す図のこと
- 5つのフェーズのどこにあるかで表現する
- 注目されているテクノロジーを知ることができ、またそのテクノロジーがどこのフェーズにいるのかを理解できる
2020年のハイプサイクル
それでは、2020年のハイプサイクルを簡単にみてみましょう。
AIや機械学習系の技術が多く存在しています。
- エッジにおける低コストのシングルボードコンピュータ
- 双方向ブレイン・マシン・インターフェイス
- 責任あるAI
- コンポーザブルエンタープライズ」
ここでもAI系が多いです。
ソーシャルディスタンディングテクノロジはコロナによって生まれ注目が集まっていることがわかります。
- 組み込み型AI
- ソーシャルディスタンディングテクノロジ
- 説明可能なAI
まとめ
ハイプサイクルを利用することで、新しいテクノロジーを見つけることができますし、冷静に実用可能になるタイミングも予測することができます。
モグモグさん
1年ごとに発表されるので要チェック!
テクノロジーでワクワクしよう!
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