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【ReactNative入門 】Macで開発環境を作って始める

ReactNative

ReactNative入門として開発環境を作って初めてのアプリを作成するところまでを解説します。

ゴール
  • ReactNativeでプロジェクトを作成できる
  • TypeScriptでプロジェクトを作成できる
  • アプリ開発の準備が整う

ReactNativeについて知りたい方はこちらを読んでみてください。

バージョン
  • macOS: 10.15.5
  • node: 14.0

  • react-native-cliからnpxを利用する形に変更

環境構築

リファレンス: 公式ドキュメント

ReactNativeを動かすための環境を作っていきます。

ローカル環境作成

JavaScriptを動かすためのNode.jsとデバッグに必要なWatchmanをインストールしていきます。

ターミナルでコマンドを入力していきます。

Node.jsをインストール

$ brew install node

補足

nodeenvを使うとバージョンの切り替えが楽になります。

brewでインストールしてもいいですし、nodeenvを利用してもOKです。

watchmanをインストール

$ brew install watchman

XcodeとAndroidStudioをインストール

続いて、Xcodeと、AndroidStudioのインストールを行います。

それぞれ公式のドキュメントを参考に、インストールしてください!

Xcodeインストール

参考 XcodeAppStore

AndroidStudioインストール

参考 AndroidStudioAndroid Developers

最後にcocoapodsというiOSのライブラリ管理ツールをインストールします。

cocoapodsインストール

$ sudo gem install cocoapods

これでローカル環境の準備は完了です!

はじめてのアプリ作成(ビルド)

それでは初めてのアプリを作ってみましょう!

ターミナルを開き、適当なディレクトリを作成していきましょう。

補足

Finderから作ってもいいですし、お好きなディレクトリに配置してください!

ホームディレクトリに戻り、ディレクトリを作成(名前は任意です)

$ cd ~ && mkdir react-native-projects && cd react-native-projects

アプリ作成

アプリを作成(名前は任意です)

$ npx react-native init FirstApp

アプリ作成

こんな画面が表示されて、特にエラーなどが発生しなければ成功

エラーなどが発生する場合は、Twitterやコメントで質問ください。

メモ

npxはインストールしなくてもライブラリを実行してくれるコマンドで、npm5.2.0から利用できます。

npm自体は、Node.jsをインストールすれば利用できます。

react-nativeは以前は、react-native-cliを利用していましたが、最新版ではnpxを推奨しています。

ReactNativeのバージョンを指定して作成

基本的に最新版を使うと思いますが、バージョンを指定して作成する方法も紹介します。

バージョンを指定して作成

$ npx react-native init FirstApp --version X.XX.X

TypeScriptで作成

TypeScriptを最初から使いたい場合も紹介します。

補足

v0.7.1からTypeScriptがデフォルトになりましたのでこちらは不要です。

TypeScriptで作成

$ npx react-native init FirstApp --template react-native-template-typescript

Metroを起動(iOS/Android共通)

アプリが作成できたので、アプリを立ち上げていきます

まずは、作成したアプリのディレクトリに移動しておきます。

プロジェクトのディレクトリに移動

$ cd FirstApp

次にMetroというJavaScriptバンドラーを起動します。

JavaScriptのファイルを1つのファイルにし、アプリを実行できるようにするものです。

補足

Metroを立ち上げることは必須なので、アプリをビルドするときには毎回実行する必要があります。

次のステップで紹介するビルドコマンドを実行する時も、

ターミナルの別のタブで立ち上げたままで行ってください。

Metroを起動

$ npx react-native start

iOSでビルド

iOSでビルド

$ npx react-native run-ios

iOSでビルド

こんな感じで、シュミレーターが立ち上げれば成功です!

Androidでビルド

続いて、Androidでもビルドしてみましょう!

Androidでビルド

$ npx react-native run-android

Androidでビルド

iOS同様に、エミュレーターが立ち上げれば成功です!

まとめ

ReactNativeの開発環境構築から、はじめてのアプリ作成までを行いました。

モグモグさん

エラー等でつまったりした場合は、Twitterやコメントにてご質問ください!

2 COMMENTS

MakotoCroCop

npx react-native init MyApp –template react-native-template-typescript@6.3.16
でプロジェクトを作成しようとしているのですが、
npx: 641個のパッケージを19.337秒でインストールしました。
Unexpected token ‘?’
と表示されてMyAppフォルダが作成されません。
申し訳ありませんがご教授お願いします。

返信する
モグモグさん

コメントありがとうございます。

まずTypeScriptがデフォルトになったので、`npx react-native init MyApp`を実行すればOKです。
発生したエラーはおそらくNode.jsのバージョンが関係しているのではないかなと思いますので確認していただけますでしょうか?

返信する

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