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一人暮らしにオススメ!土鍋ご飯のメリット・デメリットと簡単な炊き方を紹介

一人暮らしおすすめ土鍋

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一人暮らしをはじめて、土鍋ご飯デビューをしてから1年。

実際に使ってみてわかった土鍋ご飯のメリット・デメリットと、初心者でも簡単にできる土鍋ご飯の炊き方をご紹介します。

こんな人にオススメ
  • 一人暮らしを始めるけど炊飯器を買うか迷う
  • 土鍋ご飯に興味はあるけど失敗しそう
  • 部屋に炊飯器を置くスペースがない

結論からいうと、 土鍋ご飯はメリットだらけです。

土鍋ご飯のメリット5つ

土鍋ご飯のメリット

土鍋デビューをしてみてわかった土鍋ご飯のメリットはこちら。

  • 節約になる
  • 片付けがめちゃラク
  • 炊飯器ほど場所をとらない
  • 安いお米でも美味しくなる
  • おコゲ付きご飯がつくれる

節約になる

まず土鍋ご飯のガス代と炊飯器の電気代を比較してみました。

土鍋ご飯炊飯器  
約12円
(炊き上がるまでの最大時間)
約8円
(1日保温すると+24円)
※ガスは都市ガスの場合

一見、炊飯器のほうが安いですが、そのまま保温をしてしまうと炊飯器のほうが断然高くなってしまいます

つぎに初期費用を比べてみました。

土鍋炊飯器
2000円~4000円~
※どちらも3合を基準にしています

炊飯器に比べて、土鍋は初期費用を安くすることができます。

さらに最近は、ダイソーで200円土鍋とかが売っていますよね!費用をかけたくない方は、ダイソーで売っている土鍋でも全然OKです!!

片付けがめちゃラク

炊飯器は内ブタやかま、炊飯器本体などを掃除する必要があります。

分解したり、本体は水洗いできないから布巾で拭いたり、お手入れが面倒ですよね。

逆に土鍋は、 内ブタと外ブタと鍋をすべて一緒に水洗いするだけ。

時短になるし、常に清潔に保つことができます。

炊飯器ほど場所を取らない

せまい一人暮らしの部屋では、少しでも家具を減らしてスペースを確保したいもの。

炊飯器を買うとそれだけで結構場所を取ります。

土鍋の場合は 炊飯器よりかさばらず、さらに調理用鍋としても使える。

だいたいの土鍋はご飯を炊けるのはもちろんですが、鍋パーティーや野菜蒸し、スープ作りに活用することもでき、幅広い用途で使えて一石二鳥です。

安いお米でも美味しくなる

実際に比べてほしいところですが、 土鍋炊きのご飯は、安いお米を使ってもお米一粒一粒がふっくらとしていてとてもツヤがでます。

炊飯器は性能のいいものは別として、普通の炊飯器だと安いお米は形がくずれたり見た目に張りがなかったりして、値段相応の味になります。

実際に、わたしはいつも5kg1600円くらいの安いお米を買っていますが、土鍋ご飯にしてから安さが気にならなくなりました(炊飯器のときは安いお米と高いお米の差は歴然としていました)。

おコゲご飯がつくれる

これは炊飯器では絶対にマネできないメリット!

キャンプで炊くご飯って、お釜の底におコゲがついてとても美味しいですよね。

そんな おコゲが土鍋炊きだと毎回食べられます!おコゲ好きにはピッタリです。

土鍋ご飯のデメリット3つ

土鍋ご飯のデメリット

ここが不便だな~と感じたデメリットはこちら。

  • 予約炊きができない
  • 長時間の保温ができない
  • 火を使うから放置できない

予約炊きができない

残念ながらすべて人力のため、自動で炊いてくれる機能はありません。

「平日は仕事が忙しくて家に帰ったらすぐにご飯が食べたい」という方は、予約炊きができる炊飯器がいいでしょう。

しかし、休日に土鍋炊きをして平日は保存しておいたご飯をレンチンする、という方法もあります。

ご飯を保存するのであれば、炊飯器より土鍋のほうがオススメ!

パサついたりふにゃふにゃにならず、レンチンでも美味しくいただけます。

長時間の保温ができない

土鍋自体に保温効果はありますが、3時間も放置すれば冷めてしまいます。

ご飯を取り分ける時間がなかったり、面倒な人は炊飯器の方がいいでしょう。

ただ、炊飯器も1日以上放置すると味が劣化したり、時期によっては腐ってしまいます。

なので どちらを使うにしても、炊き上がったらすぐに取り分けることをオススメします。

火を使うから放置できない

ご飯を炊いている間に買い物にでかけたり、お風呂に入る、とかをすることはできません。

ちょっとの時間も有効活用したい人は、炊飯器の方がいいです。

ただ土鍋で炊いている間にずっとそこにいる必要はなくて、タイマーをセットしたらタイマーが鳴るまで放置で大丈夫です。

土鍋ご飯の簡単な炊き方

土鍋ご飯の炊き方

つぎに土鍋ご飯の簡単な炊き方を紹介します。

ここでは、 3合炊き(お椀6杯分)を基準に説明します。

  1. お米を研ぐ
  2. 水に20分浸ける→急ぎの場合は省略OK
  3. 鍋にお米と水を入れて中火で12分
  4. 火を止めて20分蒸らす

この4ステップで美味しいおご飯のできあがり。

では各ステップごとに説明していきます。

STEP.1
お米を研ぐ
お米は1号180gなので、3号の場合は540gをボールに入れる。「水を入れて素早く研ぐ」この作業×3回。
お米写真

STEP.2
水に浸けて20分放置
水に浸けることでふっくらと仕上がる。すぐに食べたい場合はこの工程をカットしてもOK。冬場は水が冷たくてお米に浸透しないので、30分を目安に浸ける。
お米写真

水に浸けた直後

お米写真

20分経過後

STEP.3
鍋にお米と水を入れる
水に浸けたお米は、一度ザルにあげて水気を切ってから鍋に入れる。水は、お米1号:水200ml/3号:600ml→お米の量に対して気持ち多めに入れると丁度いい硬さになる。
お米写真

STEP.4
火にかける
中火で12分放置する。沸騰するとボコボコと音が鳴るので火を止める。おコゲをつける場合は、12分たった後に超強火で30秒~1分ほど加熱する。
STEP.5
蒸らす
火を消した後、フタをしたまま20分ほど放置するとお米の芯までしっかり熱が通る。「STEP.2」の行程をカットした場合は、しっかり蒸らさないと硬いごはんになってしまいます。
お米写真

鍋の種類や火力によっても多少変わってくるので、ここで紹介する炊き方を基準にご自分のベストな炊き方を見つけてみてください!

お手入れの注意点

  • 一番最初に使う時は、「目止め」という作業をする。→土鍋には小さな穴があいているのでそれを防ぐため。最近の鍋は目止め不要なものもある。
  • 土鍋を火にかけるときは、鍋の裏側を濡らさないようにする。→濡れている状態だと割れてしまう。
  • 土鍋を洗う時は洗剤やたわしを使わず、スポンジを使う。→洗剤やたわしで土鍋が劣化してしまうため。

オススメの土鍋(ガス用・IH用)

オススメの土鍋

ここからは、独断と偏見で選んだオススメの土鍋をガスコンロ・IHコンロ別にご紹介します。

今回はすべて3合炊きのサイズで選別しました。

ガスコンロ専用土鍋

ごはんや讃

1000円台ととても安いのに、フタが二重になっていて見た目も本格的。ころん、とした丸いフォルムも可愛い、、。

菊花

わたしが持っているのはこちらのシリーズ。目止め不要で鍋パーティーとかにも使えるイイ感じのサイズなので気に入っています。価格は4000円台。

長谷園 かまどさん

こちらは13000円台と高めですが、土鍋の材質にこだわっていて、より美味しくご飯を炊くことができます。ご飯にこだわりがあり、お金に余裕があればぜひ買って欲しい一品です。

IH対応土鍋

IH対応土鍋はふつうの土鍋に比べて少し値段が高い印象。

IH対応土鍋8号※ご飯3合炊きのサイズです

こちらの土鍋は2000円台と安いですが、内ブタは付いていないようです。内ブタの役割は吹きこぼれを防ぐことなので、タイマーさえセットしていれば吹きこぼれの心配はないので問題ないです。

無加水鍋 アイリスオーヤマ※ご飯3合炊きのサイズです

見た目が圧倒的にオシャレなこちらの鍋は4000円台。ご飯はもちろんですが、最近流行りの「無加水調理」に挑戦することができます!これ1つあるだけで料理の幅が広がりそう。

モグモグさん

無加水調理」とは、水を使わず素材の水分だけで料理をつくること。栄養が逃げず、旨みが凝縮されるよ!

まとめ

ごはんが美味しいだけで、食事の満足度はグッと上がります。

普段はスーパーのお惣菜で済ませている方も、簡単な手料理で済ませている方も、はじめて自炊に挑戦する方も、土鍋ご飯デビューしてQOLを高めちゃいましょう!

少しでも迷っている方は、まずは100均の土鍋からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

土鍋ご飯、ほんとうに美味しいですよ!!