【自作】初心者向けに「手作りグラデーションキャンドルの作り方」を丁寧に解説

オーソドックスなグラデーションキャンドルの作り方を解説します。

キャンドル作りに必要な道具・材料

まずはグラデーションキャンドルを作るにあたって必要な道具・材料を解説していきます。

【自作】初めて「手作りキャンドル」を作るために必要な道具・材料と基本知識を解説

グラデーションキャンドルに必要な道具・材料

必要なもの一覧

鍋

今回は１色しか着色しなかったので鍋は１つでいいですが、

２色着色したい場合は鍋が２つあると便利です。

ワックス

ここで紹介させてもらうキャンドルでは、一番ポピュラーなパラフィンワックスで作りました。

初めてキャンドル作りをする方はまず、パラフィンワックスを使ってみて下さい。

比較的購入しやすいワックスです。場所によっては100均でも購入出来ます。

着色料

今回のグラデーションキャンドルでは上の部分はワックス自体の色で、

下の部分は顔料で着色しました。

着色料を２つ使って、自分の好みのカラーにして下さい！

型（モールド）

ポリカーボネート製のコーン型モールドを使用しました。

初心者の方は今回の様にコーン型やペンタゴン型など先の尖ったモールドを使うと、比較的グラデーションが成功しやすいです。もちろん円柱型でも出来ます。

芯

芯にも沢山種類があり、作りたいキャンドルの大きさによっても芯選びは重要です。

今回はH芯の３✕３＋２の芯を使用しました。

モールドの高さ＋７〜８cm程度の長さがあれば大丈夫です。

グラデーションキャンドルの作り方

改めて完成品の確認

全体の手順の確認

全体の手順はこんな流れです！

手順1. ワックスの準備をする

モールドにもよりますが、今回は140gのパラフィンワックスを使用します。

鍋にワックスを入れて溶かします。

この時に使用する芯をモールドの長さに合わせてカットし、蝋引き(ろうびき)します。

溶かしている間に、モールドにシリコンスプレーをつけ、芯をセットし粘土で蓋をします。

手順2.１色目を注ぐ

芯を割っていない割り箸で固定します。

芯がモールドの真ん中になるように配置して下さい。

まず１色目をモールドの２/３まで注ぎます。

この時ワックスの注ぐ温度は80℃〜85℃です。

手順3.着色をする

１色目の残りのワックスに着色します。

着色する時は元の色には戻らないので少しずつ入れていきましょう。

手順4.２色目を注ぐ

１色目のろうが白っぽく薄い膜が張ってきたら、２色目のろうを90℃くらいに温め直しゆっくり中央から注ぎます。

 この時は1色目を注いで約20分くらい待ちました。

注ぐタイミングと温度が上手くいくと綺麗にグラデーションが出来ます。

手順5.固まるまで放置

粗熱が取れたら冷蔵庫にいれてもOKです。

部屋の温度や気温・時期、大きさにもよりますが、大体３〜４時間で固まります。

完全に固まったら表面が少し凹むのでワックスを溶かし足して固まるのを待ちます。

手順6.仕上げ

モールドからキャンドルを抜き出します。

底の余分な芯をカットし、底を平らにしたら完成です。

まとめ

グラデーションキャンドルを作るに当たっての必要な材料や手順、注意点などを解説しました。

必要な道具・材料

全体の手順