IPアドレスを取得・確認できるLinuxコマンドを解説します。
グローバルIPとプライベートIPどちらも解説していきます。
グローバルIP取得コマンド
グローバルIPを取得するコマンドをいくつか紹介していきます。
いくつかのサイトがcurlのリクエストに対応してくれているので、curlコマンド1発で完了します。
$ curl globalip.me
60.71.12.xxx
$ curl inet-ip.info
60.71.12.xxx
$ curl http://httpbin.org/ip
{
"origin": "60.71.12.xxx"
}
プライベートIP取得コマンド
続いてプライベートIPを取得するコマンドを紹介していきます。
ipコマンド
$ ip a
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1
link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
inet 127.0.0.1/8 scope host lo
valid_lft forever preferred_lft forever
inet6 ::1/128 scope host
valid_lft forever preferred_lft forever
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 9001 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000
link/ether 06:59:91:e1:34:7e brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 10.3.0.153/24 brd 10.3.0.255 scope global eth0
valid_lft forever preferred_lft forever
inet6 fe80::459:91ff:fee1:347e/64 scope link
valid_lft forever preferred_lft forever
eth0のinetのあとの10.3.0.153がプライベートIPになります。
補足
かつては、ifconfigやnetstatなどのコマンドが主流でしたが、現在はipコマンドへの移行が進んでいるので、ipコマンドをメインに利用するのが今はおすすめです。
まとめ
最後にコマンドのまとめです。
グローバルIPコマンド
どれかで取得可能
$ curl globalip.me
$curl inet-ip.info
$ curl http://httpbin.org/ip
プライベートIPコマンド
ifconfigなども使えますがこちらを推奨
$ ip a